「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」

最終更新: 2019年7月31日


バリュー投資で名高いウォーレン・バフェット氏は、「私はほどよい会社をとびきり安く買うよりも、とびきり良い会社をほどよい価格で買いたい」とよく言っています。

バフェット氏に巨万の富をもたらしたのは、この単純明快な経験則でした。そして、これは今や優れたバリュー投資法として世に知られています。この種の投資戦略で富を築くための重要なカギは株価と企業の質を正確に測ることで、その方法をグルフォーカス・ドット・コムの創設者であり、CEO(最高経営責任者)であるチャーリー・ティエンが著した「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」から考えていきたいと思います。


まず優れた企業とはどんな企業か


・幅広くて堅個な競争優位性、すなわち企業が「堀」で守られている。

「堀」が堅固であることを示す兆候は、利益率が高く長期にわたってそれを維持し伸ばすことが  できること。

・多額の設備投資が不要でROIC(投下資本利益率)が高い。

資本が少なくて済む企業の特徴は、資本回転率が高いために、ROICを高めことができる。

その結果、利益の一部しか事業に再投資する必要がない。

・利益成長率が高い。

アップルやグーグルも利益成長率の高さが企業の内在価値(将来キャッシュフローの現在価値)、すなわち適正価格の伸びに大きく貢献しました。


企業が利益を伸ばして、投じた資本から利益を生み出すとき、企業の内在価値も伸びます。

優れた企業は長期にわたってその価値を増大させて、収益力を高めることで株主に報いる

ことができます。


買値が少々高くても心配ない。


優良企業は割高になって当然です。自分が望んでいた買値よりも少し高く買ったかもしれない。

その場合は、全体で見た投資リターンは下がります。しかし、時間はあなたの味方で長期保有すれば、少々高く買っても投資全体に対する利益率への影響は限られます。また、割安の時に買い増す機会は常にあります。もっとも、それが買値よりも安いとは限りませんが。


負債のない企業は倒産しようがない。


優良企業は、財務基盤がしっかりしていて利益を出し続けられる。そうした企業の価値は増大していきます。

投資家は、優良企業の株式を保有すれば、いずれ利益を得られます。

ここでも時間が味方をしてくれます。

 

 

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